专利摘要:
本発明は、大腿プロステーシス用のプロステーシスボディであって、プロステーシスヘッド(15)用の近位の支持プレート(4)を備えたシャフト(5,5a,5b)が設けられていて、支持プレート(4)に、該支持プレート(4)から垂れ下がるように少なくとも2つのシャフトポスト(5a,5b)が固定されており、これらのシャフトポスト(5a,5b)が、近位部では互いに間隔をおいて位置し、かつ遠位部では互いに接近していて、支柱(6)、特に斜めの支柱(6)によって互いに結合されており、シャフトポスト(5a,5b)と支柱(6)との間には、複数の切欠き(12)及び/又は自由貫通領域(12)が形成されていて、これらの切欠きもしくは自由貫通領域(12)内に、海綿質が成長できるようになっている形式のものに関する。このような形式のプロステーシスボディおいて、本発明の構成では、支持プレート(4)の、シャフトポスト(5a,5b)が固定されている少なくとも下側の結合領域が、水平に配置されており、支持プレート(4)が内側において、シャフト(5,5a,5b)の、結合領域の直ぐ下における横断面を越えて、張り出しており、支持プレート(4)が、腹側及び背側においては、張出しなしにシャフト(5,5a,5b)に移行している。本発明はさらに、プロステーシスボディ用のやすり器具、及び機械的な振動をプロステーシスボディ内に導入するために、機械的な振動を生ぜしめる振動装置に関する。
公开号:JP2011514224A
申请号:JP2011500104
申请日:2009-03-16
公开日:2011-05-06
发明作者:コプフ デシレ;コプフ;シニア フランツ;コプフ ペーター
申请人:フランツ コプフ シニアFranz Copf senior;
IPC主号:A61F2-36
专利说明:

[0001] 本発明は、大腿プロステーシス用のプロステーシスボディであって、プロステーシスヘッド用の近位の支持プレートを備えたシャフトが設けられていて、支持プレートに、該支持プレートから垂れ下がるように少なくとも2つのシャフトポストが固定されており、これらのシャフトポストが、近位部では互いに間隔をおいて位置し、かつ遠位部では互いに接近していて、特に遠位端部領域において互いに結合されており、シャフトポストはさらに支柱、特に斜めの支柱もしくは筋交いによって互いに結合されており、シャフトポストと場合によっては設けられている支柱との間には、複数の切欠き及び/又は自由貫通領域が形成されていて、特にこれらの切欠きもしくは自由貫通領域内に、海綿質が成長できるようになっている形式のものに関する。]
[0002] シャフトポストは、骨格の解剖学による経過もしくは形状に相応していて、プロステーシスシャフトの表面を、金属容量の最小の使用下で増大している。シャフトポストはそれぞれその長手方向に沿って、特に内側もしくは外側に材料の無い部分を有しているので、互いに結合された平行な2つのシャフトポストとも理解することができる。]
[0003] 本発明はさらに、このようなプロステーシスボディ用のやすり器具(Raspelinstrument)であって、やすり器具が、やすり突起を有する表面を有していて、該表面が、プロステーシスボディの表面に対して同一の形状を有している形式のものに関する。このようなやすり器具は、大腿骨(Femur)の近位領域における切除後に、皮質骨(Corticalis-Knochen)によって取り囲まれた骨の海綿質部分に、海綿質の削りだしにより切欠きを形成するために使用され、そしてこの切欠きにプロステーシスボディが配置される。]
[0004] 冒頭に述べた形式のプロステーシスボディは、従来技術において公知であり、上記構成では、骨の中に成長するプロステーシスボディを形成しており、つまり公知のプロステーシスボディでは、海綿質が全治日数後にはシャフトポストと支柱もしくは筋交いとの間における自由貫通領域及び/又は切欠きを完全に満たし、その結果このようなプロステーシスボディは、セメント固定を行う必要なしに、しっかりと骨の中に固定される。]
[0005] 本明細書において使用される方向に関する記載は、起立している人間において大腿骨内に取り付けられた後におけるプロステーシスボディの位置に関している。]
[0006] プロステーシスボディについてさらに補足して述べると、シャフトポストはその長手方向に沿って付加的に互いに間隔において配置された複数の固定カラー、特にリング状の固定カラーを有している。このような固定カラーは、表面を増大させるために働く半径方向の肉厚部として形成されていることができ、これはまた他の幾何学形状によっても得ることができる。例えば固定カラーは溝として形成されていてもよい。シャフトポストに加えて、場合によっては設けられている支柱もしくは筋交いもまた、このような固定カラーを有することができる。]
[0007] このような形式のプロステーシスボディは一般にチタン合金、又はクロム・コバルト・モリブデン合金、又はその他の適宜な材料から製造され、さらに骨との良好な結合のために、微小孔構造に粗面化された表面を有することができ、このような表面は例えば、ガラスビーズ/粒子のブラストやエッチングによっても生ぜしめることができる。]
[0008] 上記のような構造によって、つまり複数のシャフトポストが、支持プレートと結合されるその上側領域において互いに間隔をおいて配置されていて、下方に向かって互いに接近し、特に遠位端部において互いに結合されていて、シャフトポストが1つの湾曲した経過もしくは形状を有することができるような構造によって、海綿質の骨構造の削りだし後における大腿骨の近位端部の内側の自由な領域に相当する形状が得られる。そしてこのようなプロステーシスは骨の内部に最適に適合する。]
[0009] 従来技術において公知の上記のようなプロステーシスでは、支持プレートが全面においてシャフトを越えて張り出している、つまり支持プレートとシャフトポストとの間における結合領域の直ぐ下における、シャフトの横断面を越えて張り出している。従って従来のプロステーシスボディの公知の支持プレートは、プロステーシスボディのシャフトに対して全面的に張り出したカラーを有している。このようなカラーにおいては今まで、該カラーが周囲で大腿骨骨幹部の皮質骨に支持され得るという利点が、認識されていた。]
[0010] 最近判明したことであるが、大腿骨における力伝達の生理学的な特性に関する不十分な認識に基づいて、支持プレートは従来技術において公知のプロステーシスボディの支持プレートは大きすぎる寸法で設計されていた。このようなプロステーシスボディはしばしば側方外側から海綿質容積内にもたらされねばならず、そのために大転子(Trochanter major)の切骨(Osteotomie)が実施されていた。そして大転子はその後でプロステーシスボディにワイヤループを用いて固定されねばならず、このことは、筋肉組織の引張り力を安定化させるために役立った。]
[0011] そしてこのような大腿骨近位端の切除は必ずしも必要ないということが、最近判明した。]
[0012] ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式のプロステーシスボディ及び、そのために使用可能なやすり器具を改良して、一方ではプロステーシスボディにおける僅かな材料使用によってかつ他方では大腿骨における僅かな干渉によって、日常生活の全ての負荷に耐えられるしっかりしたプロステーシスを提供することである。]
[0013] この課題を解決するために本発明では、冒頭に述べた形式のプロステーシスボディにおいて、支持プレートの、シャフトポストが固定されている少なくとも下側の結合領域が、水平に配置されており、支持プレートが内側に向かって、結合領域の直ぐ下におけるシャフトもしくは該シャフトの横断面を越えて、張り出しており、支持プレートが、腹側及び背側においては、張出しなしにシャフトに移行しているようにした。]
[0014] このように構成された本発明によるプロステーシスボディは、主として単に内側だけで支持プレートの張出し領域を介して大腿骨の皮質骨に支持され、つまり皮質領域が特に強くかつ硬く形成されている領域に支持され、しかも、本発明によるプロステーシスボディはその増大された表面で、海綿質残留容積に残っている海綿骨(Spongiosatrabekel)に支持される。これに対して支持プレートは腹側及び背側においては、結合領域の直ぐ下におけるシャフトの横断面に対して実質的な張出し部を有しておらず、その結果支持プレートの腹側領域及び背側領域は、大腿骨の内側にしか配置されておらず、つまりこの領域においては、従来技術による構成におけるように、皮質骨には載っていない。このようにして本発明によるプロステーシスボディでは、約4〜6ml大きな切除を実施することができ、このことはプロステーシスボディの成長に不都合な影響を与えないので、従来技術に比べて小さな支持プレートで十分である。それというのは、遠位方向において切除がなされるからであり、これによりプロステーシスボディにおける材料を節約することができる。]
[0015] 支持プレートが腹側及び背側において張出し部なしにシャフトに移行している、上に述べた本発明による構成では、張出し部が存在しないという特徴は、シャフトと支持プレートとの間における数学的に正確な整合だけを意味しているのではなく、大腿骨の皮質骨において支持されるカラーが形成されない程度の僅かな張出し部をも意味している。]
[0016] 張出し部のない支持プレートというのは従って、腹側及び背側に配置された支持プレート側面が大腿骨の内側に配置されているような支持プレートと理解される。この場合シャフトに対する張出し部は、支持プレートの腹側側面と背側側面との間においてシャフトの厚さもしくは太さに対して0〜10%、有利には0〜5%の範囲において形成されることができる。このように、従来技術に基づいて公知の支持プレートに比べて僅かな張出し部を備えた支持プレートは、本発明によれば張出し部なしに形成されている支持プレートとして理解される。]
[0017] その他の点においてプロステーシスボディは、冒頭に述べた形式のプロステーシスボディにおいて公知であるような汎用の形式で、大腿骨にインプラントすることができ、この場合プロステーシスシャフトの金属のない容積は、自然の又は人工の海綿質移植によって満たされる。]
[0018] 本発明によるプロステーシスボディの特に有利な構成では、プロステーシスボディは支持プレートの外側領域において、特に支持プレート自体は外側において、プロステーシスボディもしくは支持プレートが大腿骨への挿入後に大転子の皮質骨に少なくともほとんど接触しないように、終わっている。]
[0019] 従来技術に基づいて公知のように、冒頭に述べた形式のプロステーシスボディは支持プレートの外側において、外側及び上方に向かって延びる、特に湾曲した形態の突出部もしくは張出し部を有しており、このような張出し部によって公知のプロステーシスボディは大転子の皮質部に支持されている。]
[0020] 多くの検査や研究から判明したことであるが、このような支持プレートにおける転子支持は省くことができ、しかもこれによって、骨の中に成長形成されるプロステーシスボディの安定性に不都合な影響が及ぼされることはない。このようにして本発明によるプロステーシスボディでは、従来技術において公知のプロステーシスボディとは異なり、転子支持を省くことができる。]
[0021] そのために例えば、プロステーシスボディは支持プレートの高さにおいて、もしくは支持プレート自体は外側において、シャフトに向かって下降して終わることができる。これに対して転子支持形式の支持プレートは、外側において高さを上昇させて終わっていて、これによってこの上昇した領域で転子の皮質骨に支持されることができるようになっている。従って本発明による構成では、上側領域においてほとんど張り出しておらず、ゆえにまた簡単にインプラント可能な、プロステーシスボディの形状が得られる。]
[0022] 同様にまた、支持プレートの高さにおけるプロステーシスボディの寸法は、プロステーシスボディもしくは支持プレート自体がプロステーシスヘッドの長手方向軸線に対して平行に、もしくはプロステーシスヘッドの、支持プレートに配置されている頚部の長手方向軸線に対して平行に、20〜30mm、有利には22〜26mm、特に有利には24mmの間隔をおいて終わっている。間隔がこのように僅かであると、プロステーシスボディの外側に、本発明によるプロステーシスボディの挿入後に大転子もしくはその皮質骨に対して支持作用をもって接触するエレメント又は領域が配置されていないことが、保証される。]
[0023] 上記本発明によるプロステーシスボディでは、支持プレートにプロステーシスヘッドが不動に配置されていることができる。このプロステーシスヘッドは頚部領域を有しており、この頚部領域は支持プレートの上側領域に移行しており、プロステーシスヘッドには関節球が固定されているか又は固定可能である。]
[0024] 択一的な及び特に有利な構成では、プロステーシスヘッドの頚部領域が支持プレートに固定可能になっている。本発明によるプロステーシスボディにはこれにより後から、例えば大腿骨にプロステーシスボディを挿入した後で、プロステーシスヘッドを固定することができる。]
[0025] この場合本発明によれば、プロステーシスヘッドは異なって角度位置で、例えば少なくとも2つの角度位置で支持プレートに固定可能である。この角度位置は有利には不連続な角度位置であり、つまりプロステーシスヘッドは一方又は他方の角度位置において固定することができるが、中間ポジションにおいては固定することができない。]
[0026] 例えば頚部領域、又は該頚部領域に配置された突出部もしくは固定部は固定対応部、例えば切欠き、特に支持プレートに設けられた少なくとも2つの切欠きに差込み可能である。このような切欠き、例えば2つの切欠きは、少なくともその上側領域において互いに交差していることができる。]
[0027] このような切欠きはそれぞれ例えば孔として形成されていることができ、この場合これらの孔は、支持プレートにおいて該支持プレートの下における1つの共通の開口を起点として、2つの異なった方向に、又は孔の数に応じて3つ以上の異なった方向に延びている。頚部領域でこのような共通の1つの開口を通して差し込まれるプロステーシスヘッドは、これにより差込み方向に応じて、設けられている孔のうちの1つに挿入されることができ、ひいては同一の支持プレートにおいて異なった角度を占めることができる。]
[0028] 挿入後に水平方向に方向付けられていて、特にシャフトの長手方向軸線に対して垂直に配置されている、冒頭に述べた形式の支持プレートでは、プロステーシスヘッドの頚部がプロステーシスボディの支持プレートに対して58°の角度をもって、つまりいわゆる外反位置(Valgusstellung)に配置されていると有利である。これによって骨とインプラントとの間における過負荷、特にアダムス弓における過負荷が回避される。別の構成では、患者においてどのような状況が見出されるかに応じて、プロステーシスヘッドの頚部を支持プレートに対して30°の角度で配置することも同様に可能である。]
[0029] 従って、固定可能なプロステーシスヘッドでは差込み方向に応じて、前記2つの角度のうちの1つが、特に有利に得られる。この場合本発明によれば、前記角度は単に、支持プレートに固定可能なプロステーシスヘッドだけによって得られるのではなく、製造時に既に不動に支持プレートと結合されているプロステーシスヘッドによっても得られる。従って、2つの異なったプロステーシスボディを準備すること、つまりプロステーシス頚部と支持プレートとの間に58°の角度を有するプロステーシスボディと、30°の角度を有するプロステーシスボディとを準備すると有利である。しかしながらもちろん、有利であることが証明されれば、他の角度も可能である。]
[0030] 単独で、又は上に述べた他の構成との関連においても使用可能な、本発明の別の有利な構成では、プロステーシスボディが少なくとも1つの結合エレメントを、特に近位領域と遠位領域とにおける各1つの結合エレメントを有しており、この結合エレメントは例えばねじ山付孔として形成されていることができ、かつ結合エレメントもしくはねじ山付孔を用いてプロステーシスボディは振動装置と結合可能である。例えばこのような結合エレメント、特に前記ねじ山付孔は支持プレート及び/又は下側のシャフト端部(Olive)において、腹側及び/又は背側に配置されている。]
[0031] このような結合エレメント、特にプロステーシスボディの2つの箇所への振動装置の連結によって、骨の中に成長したプロステーシスを再び、プロステーシスに振動を与えることによって取り外すことができる。例えば振動装置を用いて、例えば、腹側領域及び/又は背側領域におけるねじ山付孔にねじ込まれるロッドを介して、プロステーシスボディに振動を導入することができ、これによって、プロステーシスボディの周囲もしくはそのシャフトの周囲における海綿骨を、コントロールしながら粉砕することができる。このようにして、海綿骨内においてプロステーシスボディが弛んだ後で、例えば打撃を一回加えることによって、プロステーシスボディを再び大腿骨から引き出すことができる。]
[0032] プロステーシスボディにおけるねじ山付孔への接近を可能にするために、特に下側のシャフト端部において背側に配置されたねじ山付孔への接近を可能にするために、骨を貫く接近部が形成され、これによって振動装置を接続することが可能になる。]
[0033] 本発明の別の有利な構成では、プロステーシスヘッドの頚部が、支持プレートの腹側の端面に対して4〜5°の角度、特に4.4°の角度をもって配置されている。このような構成においても、本発明によるプロステーシスの生理学的な利点が得られる。]
[0034] 本発明の別の構成ではまた、プロステーシスボディ内に、外から無接触式に読み取り可能なチップが挿入されている。このようなチップは、例えばRFIDチップである。このような構成の利点としては次のことが挙げられる。すなわちこのように構成されていると、一方では使用されているプロステーシスボディを、例えば記憶されたシリアルナンバによって識別することができ、かつ他方では、例えばチップにおける固定の元のポジションに対して座標を記憶しておくことができ、この座標は外から読み取り可能であり、元のポジションに対して結合エレメントがどこに配置されているかという情報が、得られ、これによって振動装置をプロステーシスボディに固定することが可能になる。例えばこのような座標情報を読み取ることによって、執刀医は、例えば骨に形成されねばならない孔の位置を識別することができ、この孔は結合エレメントにおいて、特にねじ山付孔のところで終わっており、そして振動を導く振動装置のロッドをねじ山付孔のところにもたらすことができる。]
[0035] 冒頭に述べた形式のプロステーシスボディ用の本発明によるやすり器具では、このやすり器具がその表面に、大腿骨の近位端部における海綿質を削り出すために、やすり突起を有している形式のものにおいて、一方では、やすり器具の表面が、プロステーシスボディの表面に対して、少なくともプロステーシスボディの仮想の覆い(Huelle)、つまりシャフトポストの回りを仮想に取り囲んでいる覆いの表面に対して、同一の形状を有している。そしてこのように構成された形式のやすり器具において本発明の構成では、プロステーシスボディの表面が、やすり器具の表面よりも大きく、特にプロステーシスボディの横断面が如何なる箇所においても、やすり器具の表面よりも0.5〜4mm、有利には1〜3mm、特に有利には2mm大きくなっているようにした。これによって、小さなやすり器具によって生ぜしめられた海綿質容積へのプロステーシスシャフトの挿入時に、十分なプレス座が、プロステーシスシャフトと皮質骨の内側の壁領域と海綿骨の残りとの間に生ぜしめられ、その結果形状安定性及び座着安定性を、海綿質が完全に治癒するまで、インプラントされたプロステーシスボディ内において得ることができる。]
[0036] 以下においては図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。]
図面の簡単な説明

[0037] 大腿骨内への挿入後における本発明によるプロステーシスボディを示す図である。
本発明によるプロステーシスボディを異なった方向から見た図である。
本発明によるプロステーシスボディと従来技術によるプロステーシスボディとの比較を示す図である。]
[0038] 図1に示された本発明によるプロステーシスボディ(Prothesenkoerper)は、大腿骨1の上側の近位部に挿入されている。そのために、近位部の切除が切除ライン2に沿って行われており、この場合大転子3の有効部分は維持されたままである。] 図1
[0039] 図1から分かるように、プロステーシスボディは支持プレート4を有しており、この支持プレート4を起点として下方に向かって2つのシャフトポスト(Schaftpfosten)5a,5bが垂れ下がっており、両シャフトポスト5a,5bは支持プレート4の下側の結合領域において該支持プレート4と堅く結合されている。例えばプロステーシスボディの上側部分は支持プレート4と一緒に、かつ下側部分はシャフトポスト5a,5bと一緒に注型プロセスによって製造されていることができる。後ろ側の2つのシャフトポストは、投影図に基づいて見えない。] 図1
[0040] さらに図1から分かるように、シャフトポスト5a,5bの間には斜めの支柱6が複数延びており、これらの支柱6によってシャフトポスト5a,5bを互いに結合すること、及びシャフト5全体を安定化させることができる。この場合シャフトポスト5a,5bと支柱6との間には切欠き及び開放した貫通領域12が生ぜしめられており、これらの切欠き及び貫通領域12内には、このようなプロステーシスボディの装着後に海綿質(Spongiosa)が成長することができる。プロステーシスシャフトの金属容積は、プロステーシスシャフトが位置している海綿質容積を、9〜12%よりも多く上回っていないことが望ましい。] 図1
[0041] 図面からさらに分かるように、プロステーシスボディの本発明による構成では、支持プレート4は単に内側の突出部もしくはカラー領域7を有しているだけであり、このカラー領域7は、内側のシャフトポスト(medialer Schaftpfosten)5aを越えて、もしくは支持プレート4の直ぐ下における、シャフトの近位端の横断面を越えて、突出しており、この場合特にこの突出した領域7はその下側面4bで、大腿骨1の皮質骨(Corticalisknochen)1bに載置されていて、大腿骨1はこの位置において特に安定している。]
[0042] 図面からさらに分かるように、支持プレート4の腹側の側面8は、支持プレート4の見えない背側の側面と同様に、支持プレート4の直ぐ下においてシャフトに対して突出している突出部をまったくか又は少なくとも1つの突出部(これは本発明にとっては重要でない)しか有していない。これによって支持プレートは腹側及び背側の領域においては、大腿骨の皮質骨には載設されておらず、大腿骨1において内側に配置されていることになる。]
[0043] さらにまた図面から分かるように、支持プレート4の外側端部(das laterale Ende)4aは、従来技術において公知のような上方に向かって起立する領域を形成しておらず、支持プレート4はそこにおいて、ほぼその下に位置するシャフト5の延長線上において終わっている。この領域に支持プレート4は、シャフト5に向かって下方に下降する領域を有していることができる。特にしかしながらいずれにせよ本発明によれば、支持プレートもしくはプロステーシスボディの外側端部4aはその外側領域において、プロステーシスボディが装着後に大転子3に少なくともほぼ接触することなしに形成されているように、つまりそこでは少なくともほとんど支持されないように、終わっている。]
[0044] 本発明によるプロステーシスボディの図示の実施形態では、支持プレート4にプロステーシスヘッド15がしっかりと固定されており、このプロステーシスヘッド15の長手方向軸線は、支持プレート4の少なくとも下面が配置されている水平線Hに対して58°の角度を占めている。この場合30°の角度も同様に有利である。]
[0045] プロステーシスヘッド15には公知のように、股関節の関節臼に対応する関節球が固定可能である。]
[0046] 図示の実施形態は別の有利な構成を示しているが、この構成では、必ずしもそうなっている必要はないが、プロステーシスシャフト5の遠位端9及び近位端、特に支持プレート4の腹側の側面8には、ねじ山付孔10が配置されている。このようなねじ山付孔10には、相応な接近の行われた後で、骨を通してロッドがねじ込まれ、このロッドを用いて、振動装置からプロステーシスボディ内に振動を導入することができ、これによって振動を海綿骨(Spongiosaknochen)の内部においても同様に励起することができ、これによりシャフト5の回りにおける海綿骨を粉砕することができ、その結果、このようなプロステーシスボディを治癒(Einheilen)後に再び大腿骨から除去することができる。]
[0047] 図示の実施形態ではさらに、支持プレート4の外側端部は領域4aにおいて、プロステーシスヘッド15の長手方向軸線11に対して平行に間隔Aを有しており、この間隔Aは有利にはA=20〜30mmに、さらに有利には22〜26mm、特に有利には24mmに選択されている。またこれによって、プロステーシスボディの装着後に大転子に対するプロステーシスボディもしくはその支持プレート4の接触の生じないことが保証される。]
[0048] プロステーシスボディの遠位端と工具付加部との間における寸法Bは、有利にはB=104mmに選択されていることができる。同様に他の長さを選択することも可能である。]
[0049] 図2には本発明によるプロステーシスボディが複数図示されており、これらの図から分かるように、支持プレート4は単に該支持プレート4の、骨盤に向けられた内側領域(medialer Bereich)4aにだけ、シャフトに対して、ここでは特に内側のシャフトポスト5aに対して突出部を有している。その結果この内側のカラー4aの下側面4bは、大腿の皮質骨の上に載ることができる。右側の大腿骨もしくは左側の大腿骨用の本発明によるプロステーシスヘッドは、図2においてそれぞれ「左」もしくは「右」という文字を加えられた右側の図で示されているが、この場合側方から見ると、腹側及び背側の側面4cは、支持プレート4の直ぐ下におけるシャフト5に対して、まったくもしくは10%よりも小さな値でしか突出していない。] 図2
[0050] 図面から同様に明らかなように、内側のシャフトポスト5aと外側のシャフトポスト5bとの間には斜めの補強体が延びていて、さらに中間領域には切欠きもしくは空間としての貫通部12が存在しており、これらの切欠きもしくは貫通部内には海綿質が成長して進入してくることができる。]
[0051] 図2に示された実施形態では、プロステーシスヘッド15は種々異なった角度位置で支持プレート4内に差し込まれることができる。図面に重ねて2つの角度位置が示されているが、両方の角度位置においてプロステーシスヘッド15は、水平線Hに対して、つまり支持プレート4の少なくとも下側面の延在方向に対して、30°の角度か又は58°の角度をなして配置されている。この場合支持プレート4の下側面は、シャフト5の、鉛直方向に示された延在軸線13に対して、垂直に方向付けられている。] 図2
[0052] 図2において、特に左側の図面において明らかなように、支持プレート4は外側において、つまりシャフトポスト5bの上側において、下方に向かって下降するように(ここでは特に図示の領域4dにおいて)形成されている。この斜めの側面4dは、特に58°の角度を成してプロステーシスヘッド15の中心軸線11に対して平行な間隔を有しており、この間隔は有利には、20〜30mm、有利には22〜26mm、特に有利には24mmの冒頭に述べた値を有している。] 図2
[0053] ここでも重要なことは、支持プレート4が外側において、上方に向かって突出していてかつ同時にシャフトポスト5bの延長部を越えて外側に突出している転子、もしくは支持領域を有していない、ということである。]
[0054] 図2には、図1に示されているのと同様に図2からも分かるように、シャフトポスト5a,5bにはその軸方向において、互いに間隔をおいて位置する複数の肉厚部、いわゆる固定カラー14が設けられており、これらの固定カラー14もまた、大腿骨内への成長後における安定性を高めるために働く。これらの固定カラー14の最も重要な機能は、表面を増大させることである。] 図1 図2
[0055] 図3には、本発明によるプロステーシスボディを上から見て、先行技術において公知のプロステーシスボディとの比較を示す図である。斜線で示された面領域4c,4dは、極めて近位で切除した場合における、先行技術のプロステーシスボディによる支持プレート4の外寸を示している。切除部は水平に延びているが、近位の脚頚部領域(Schenkelhalsbereich)にかつ部分的に大腿骨頭の遠位領域に位置している。] 図3
[0056] 図面から分かるように本発明によるプロステーシスボディは公知のプロステーシスボディに対して次のことによって異なっている。すなわち公知の支持プレート4から腹側及び背側の側面領域4cが省かれていて、支持プレート4の腹側及び背側の側面が生ぜしめられており、これらの腹側及び背側の側面は、本発明ではその下に位置するシャフトを越えてまったく又はせいぜい僅かしか張り出していない。同様にこの場合外側領域4dも省かれており、その結果支持プレート4は単に内側領域4aにおいてだけ、その下に位置するシャフトを越えて張り出している。これに対して上から見ると、支持プレートの腹側、背側及び外側の制限部は、その下に位置しているシャフトと整合していて、特に腹側及び背側の領域に関しては、ほとんど張り出していないか、又は特に外側領域に関して言えば、それどころか後退している。]
[0057] 図3からさらに分かるように、本発明の1実施形態では、プロステーシスヘッド15の長手方向軸線11は支持プレート4の腹側の側面に対して角度αをなしており、この角度αは有利には4〜5°の範囲、特に有利には4.4°の値に選択されている。] 図3
[0058] すべての実施形態に関して言えることであるが、1つの実施形態との関連において述べられた技術的特徴は、その実施形態においてしか使用され得ない又は使用されていないのではなく、その他の実施形態においても使用可能又は使用されている。本明細書において開示されたすべての技術的特徴は、本発明によって重要なものとして評価することができ、互いに任意に組み合わせること、又は単独で使用することができる。この場合言及されたすべての開示において、設けることができる1つの特徴又は実施することができる1つの方法ステップもまた、当該特徴が設けられているもしくは当該方法ステップが実施される、発明の1実施形態と理解される。]
权利要求:

請求項1
大腿プロステーシス用のプロステーシスボディであって、プロステーシスヘッド(15)用の近位の支持プレート(4)を備えたシャフト(5,5a,5b)が設けられていて、支持プレート(4)に、該支持プレート(4)から垂れ下がるように少なくとも2つのシャフトポスト(5a,5b)が固定されており、これらのシャフトポスト(5a,5b)が、近位部では互いに間隔をおいて位置し、かつ遠位部では互いに接近していて、支柱(6)、特に斜めの支柱(6)によって互いに結合されており、シャフトポスト(5a,5b)と支柱(6)との間には、複数の切欠き(12)及び/又は自由貫通領域(12)が形成されていて、これらの切欠きもしくは自由貫通領域(12)内に、海綿質が成長できるようになっている形式のものにおいて、a. 支持プレート(4)の、シャフトポスト(5a,5b)が固定されている少なくとも下側の結合領域が、水平に配置されており、b. 支持プレート(4)が内側において、シャフト(5,5a,5b)の、結合領域の直ぐ下における横断面を越えて、張り出しており、c. 支持プレート(4)が、腹側及び背側においては、張出しなしにシャフト(5,5a,5b)に移行していることを特徴とする、大腿プロステーシス用のプロステーシスボディ。
請求項2
プロステーシスボディは支持プレート(4)の外側領域において、特に支持プレート(4)は、プロステーシスボディもしくは支持プレート(4)が大腿骨(1)への挿入後に大転子の皮質部に少なくともほとんど接触しないように、終わっている、請求項1記載のプロステーシスボディ。
請求項3
プロステーシスボディは支持プレート(4)の高さにおいて、特に支持プレート(4)は、外側においてシャフトに向かって下降して終わっている、請求項1又は2記載のプロステーシスボディ。
請求項4
プロステーシスボディは支持プレート(4)の高さにおいて、特に支持プレート(4)は、プロステーシスヘッド(15)又は該プロステーシスヘッド(15)の頚部の長手方向軸線(11)に対して平行に、20〜30mm、有利には22〜26mm、特に有利には24mmの間隔をおいて終わっている、請求項1から3までのいずれか1項記載のプロステーシスボディ。
請求項5
プロステーシスヘッド(15)がその頚部領域で、特に少なくとも2つの異なった角度位置において、支持プレート(4)又は該支持プレート(4)に配置された受容領域に固定可能である、請求項1から4までのいずれか1項記載のプロステーシスボディ。
請求項6
頚部領域又は該頚部領域に配置された突出部が、支持プレート(4)の切欠き、特に支持プレート(4)に設けられた少なくとも2つの切欠きのうちの1つに差込み可能である、請求項5記載のプロステーシスボディ。
請求項7
2つの切欠きが少なくともその上側領域において少なくとも部分的に交差しており、特に各切欠きが孔として形成されていて、これらの孔が支持プレート(4)における1つの共通の開口を起点として2つの異なった方向に延びている、請求項6記載のプロステーシスボディ。
請求項8
プロステーシスボディが少なくとも1つの結合エレメント(10)を、特に近位領域と遠位領域とにおける各1つの結合エレメント(10)、特にねじ山付孔(10)を有しており、該結合エレメントもしくはねじ山付孔(10)を用いてプロステーシスボディが振動装置と結合可能である、請求項1から7までのいずれか1項記載のプロステーシスボディ。
請求項9
結合エレメント(10)、特にねじ山付孔(10)が、支持プレート(4)及び/又は下側のシャフト端部(9)において、腹側及び/又は背側に配置されている、請求項8記載のプロステーシスボディ。
請求項10
プロステーシスヘッド(15)の頚部が、支持プレートの腹側の端面に対して4〜5°の角度、特に4.4°の角度をもって配置されている、請求項1から9までのいずれか1項記載のプロステーシスボディ。
請求項11
プロステーシスボディに、チップ、特にデータの記憶及び読出しのためのRFIDチップが配置されており、特に該チップ内に、結合エレメントに対する座標情報及び/又は識別番号が記憶されている、請求項1から10までのいずれか1項記載のプロステーシスボディ。
請求項12
請求項1から11までのいずれか1項記載のプロステーシスボディ用のやすり器具であって、やすり器具が、やすり突起を有する表面を有していて、該表面が、プロステーシスボディの表面に対して同一の形状を有している形式のものにおいて、プロステーシスボディの表面が、やすり器具の表面よりも大きく、特にプロステーシスボディの横断面が如何なる箇所においても、やすり器具の表面よりも0.5〜4mm、有利には1〜3mm、特に有利には2mm大きくなっていることを特徴とする、プロステーシスボディ用のやすり器具。
請求項13
機械的な振動を発生させる振動装置であって、振動装置が少なくとも1つのロッド、有利には2つのロッドを有しており、生ぜしめられた機械的な振動をプロステーシスボディ内に導入するために、ロッドが結合エレメント、特に請求項8又は9記載の結合エレメント、特にプロステーシスボディに設けられた雌ねじ山と結合可能であることを特徴とする、機械的な振動を発生させる振動装置。
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